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神奈川在住。 FUJI X-T1を持っていろんなところにお出かけしています(*´∀`*)
by pippi
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このブルグミュラー解説書はめちゃいいと思う!
久しぶりに江崎光世先生の講座に行って来た。
今回も聞いてためになるお話がいっぱいあった。
先生から紹介された本、・ブルグミュラーの再発見(ショパン社)
心を育てるピアノ指導のヒントという本もとっても良かった。
この本はコードネームや和音記号の事についても詳しく解説してある。
江崎先生は、かなり初期の頃から生徒に楽譜にコードネームや和音記号を書かせているのだそうだ。
これをやってから弾かせると譜読みも早いらしい。

ブルグミュラーの再発見の本の、1曲目の『素直な心』の解説の一部をちょっとご紹介しますね。

この題名と音楽の内容との関係を、客観的に説明するのはむずかしいことです。
そこで、「この音楽の作られ方に素直になって弾いてみよう。」と言ってレッスンを進めていきます。
この曲は、「Ⅳ度の和音」が初めの方に出てくるタイプの音楽です。
Ⅳ度の和音は「あこがれ、よびかけ、ゆとり、満足」などを意味する和音ですが、曲によって使われないこともある和音です。
まず、この曲集の25曲を、Ⅳ度の和音の「有る曲」と「無い曲」とに分けてみてください。
更に「有る曲」を見ていくと、この和音が曲の初めの方に出てくる曲と、終わりの方に出てくる曲の、二つのタイプがあることがわかります。
このことを意識しておくことは、これから音楽を読んでいくのにとても役立ちます。

その後、この曲の楽譜の最初の4小節が載っていて、

2小節めに、その「Ⅳ度の和音」があります。
ここは、メロディの性格とも相まって、呼びかけているような感じがしませんか?
「お茶を飲みに行きませんか?」
と近くの人に呼びかけたあと、
「あなたも行きませんか?」と少し離れた人にも呼びかけているようです。
続く2小節で「左手の和音になぜタイが有るのだろう?」
と質問すると、生徒は困った顔をします。
「タイはどう弾くの?」
という質問をされたことはあったとしても、
「なぜ有るの?」という質問はされたことがないようです。
「同じ和音だから?」とやっと答える生徒がいますが、
「曲の最後の方を見てごらん、同じ和音があるけど、二回弾かれているよ。」
と言うと、また困った顔をしています。
私は「タイになっているということは、もう一度エネルギーを加えたくないということだよ。」と説明します。
「毎月もらっているお小遣いを、ある月もらわなかったらどうなると思う?お小遣いは減る一方だよね。だから左手の和音のエネルギーがだんだん減っていくのに合わせて、右手のメロディもdecrese.していくということだよ。」
実際右手のメロディは、この2小節の間を停滞しながら下降しています。
この2小節は同じ強さで弾き通すべきではないでしょう。
続く4小節にはcresc.という指示があります。
cresc.は音をだんだん大きくすると教えるよりも、目的意識を持って弾く、と教えたほうがいいと思います。
目的意識を持つためには、目的地をはっきりさせる必要があります。
この場合の目的地は、ト長調から借りてきた和音D7でしょう。
逆に言えば、目的地への意識があればcresc.は表現できてしまうということです。
音楽を考えながら読んでいけば、cresc.などという指示はなくとも大丈夫とも言えますね。
次に進みましょう。2小節単位の同じメロディが二度繰り返されます。
前者にmf、後者にpの指定がありますが、私はここで次のように話します。 「同じメロディが二度続く場合、二度同じ強さで弾くことはないと覚えよう。一度と二度のどちらが強くなるかは、前後の関係で変わるから、それは自分で考えよう。」
「この曲の場合は、表情豊かに弾くとmfに聞え、あっさりと弾くとpに聞こえるよ。」

それからちょっととばして最後の部分。

この曲にはriten.という記号が二度使われていますが、この二つは同じ内容を持ったriten.でしょうか?
ひとつは曲の途中にあります。
気持ちをゆるめてしまうと、繰り返した時にテンポの回復がしにくくなります。
テンポを落とすよりも、「倚音」を大切にする意識を持って弾くと、テンポは自然な感じで落ちます。車に例えるなら「赤信号をみてブレーキをかけたが、青信号になったので再び加速した。」という感じでしょう。
もうひとつは曲の最後にあるので、
「終わる?終ろうね。」という安堵の気持ちでいっぱいでしょう。
テンポが遅くなる、という結果的な「行為」は同じでも、原因となる「心の状態」はいろいろです。例えば、おかしいときは笑いますが、笑うときはいつもおかしいとは限らないのです。
頭に考えがないとき、話し方は遅くなりますが、考えがあり過ぎるときも、迷うために遅くなるものです。
想像をたくましくして、音楽の状況を探りましょう。その状況が変わると、弾き方も変わってきます。

これで『素直な心』の部分は終わりです。
2曲目以降も読みたい方は、どうぞ本を買われてください!
私はこういう感じのブルグミュラーの解説書に出会ったのは初めてです。
これから全曲興味深く読ませて頂こうと思います。


さてその他に今日の江崎先生のお話で印象に残ったのは、
先生と生徒を交代してみて、先生はわざとへたくそに弾いて生徒に指導させるとか、
同音のレガートは鍵盤の上にえんぴつを置いて転がらないように弾くとか、
クレッッシェンドは向かう、といい、デ・クレッションドはおさまる、と表現するといいとか、
他にもいろいろありましたが、今日もためになるお話がいっぱいで満足な講座でありました!


会が終わった後楽譜やデータと共に、『教育音楽 小学版』2月号も購入した。
この間チャットで私のネット友の美鈴こゆきさんがこの本の連載をやっていたと聞いて購入したのだ。
この本は小学生の先生向けの本だから私は買った事がなかったのだが、結構おもしろかった。
今月号の特集には『ほめ上手 しかり上手になろう』
というのもあるし、使ってみようデジタルというページにはiPodの紹介もしてあって、なるほど、iPodは使いやすいのだな、という事がよくわかった。
付録には合唱曲がいくつも載っている楽譜があって、それがとっても良かった。
2曲目の『翼をください』は私もよく知っていた曲だけど、3曲目の若松 歓さんが作曲された『この地球のどこかで』がすごく綺麗な曲で、気に入ってず~っと弾いていた。
歌詞もいいし、うちの子供のクラスの合唱コンクール、あるいは卒業式なんかで是非歌って欲しいな~、なんて思った。
連載されている曲は美鈴こゆきさんの話によると「簡単で、一回で覚えられて、朝の会などの短い時間に歌えて、ついでにちょっとハモれる」というコンセプトなのだそうだ。
今月号の美鈴さんの曲は『ケンカのうた』
「ホントは君のこと 大好きなのに 
なぜだか素直になれないボクがいる」
の部分が好き。
うちの長男って、こんな感じのヤツだよな、と思って読んでいた。
曲の冒頭の「くやしい」の部分には音程が無い。
美鈴さんは、ひとりひとりで考えて歌ってほしいので、あえて音符にしなかったのだそうだ。
楽譜の解説をされた坪能克裕さんは、
楽譜には最小のことしか記せないのです。
言わなくても分かることが、何時の時代にもあるのです。
それを承知の上で書いていることや、表現してくださる音楽力を自在に発揮できるような期待もあるのです。
この曲もそうです。
「くやしい」「さみしい」「ごめんね」の語感からは、強弱さえ子どもにゆだねたいのです。
と書いてあります。
美鈴さんの曲はいい物がいっぱいあるので、小学校などの現場にいらっしゃる先生には、チェックして頂けたら嬉しいなぁ、と思います。


来月はペダリングの講座に出かける予定です。
行って来たら、又レポしますね~!
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Top▲ | by pippi_san | 2005-02-15 01:10 | 音楽
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